日本人はどこにいるか?

なんというか。めっちゃ暑いです・・・
頭がワールドカップのせいで暑さのせいでぐるぐる回ってます。

今日は図書館の3階にあるAV端末室(?)から更新してますが。
パソコンの熱気が集まってさらに暑い!!
15×15mくらいの部屋に50台くらいのパソコンがありますかね~
この多さながらインターネットが家より速いのは悲しいとしか言いようがありません。


こんな天候だとあんまり街中に人がいません。
さて、どこに行っているのでしょうか?

昨日、三条京阪で途中下車しました。
コンコースにはほとんど誰もいません。
夕方のいい時間にですよ?

そして某古本屋へ・・・

人びっしり!!

老若男女、サラリーマンから学生まで、
みんな寄ってたかってマンガを立ち読みしてます。
そして文庫コーナーにも人がいっぱい。


このごろ日本人は本を読まなくなった、という言説のはうそだ!
と瞬時に悟りました。
少なくとも古本界では。

京大生協の本コーナーにもいつも人がたくさんいますし。
(ちなみに京大生協の会員は、どんな本であれ10%offになります。)
おそらくインターネットの普及で、
自分の好きな本を検索して読むことができるようになったのではないでしょうか。
いわゆる多様化ですね。

この「ロングテール論」は『ウェブ進化論』(ちくま新書梅田望夫
に詳しく解説されています。


僕も授業が暇なんで本を読まねば、と思い
ちょくちょく買い足しています。
最近では、石原千秋さんの『国語教科書の思想』(ちくま新書)を読みました。


現在の国語という授業は「道徳教育」の場になっているようです。
しかもその道徳は、支配者にとって都合のいい、
「批判」精神を持たない子供、人間を作り出しているというのです。


そんなことを言われると、小・中学校のとき、
国語の授業をまじめに受けなくてよかった!!
なんて思ってしまいますが(笑)

しかし「批判」精神がない、つまり自分の意見を言う場がない
というのはそのとおりだと思います。
教科書は正しい、というのは「隠された」前提ですからね~
教科書はただひとつの思想に過ぎない、なんて言われると、
確かに何を勉強すればいいのかわからなる気がします。
だからといって教科書が絶対だ、という理由にはなりませんが。

「何を学ぶのか」ということと並んで、
「何を学んだのか」ということを知ることも大切なことですよね~。
そんなことを感じました。


さすが京大図書館ですね。
こんなみんなが勉強してる場に来ると、
自然に重苦しい話になってしまいます(笑)
これも暑苦しいせいでしょうか。

頭冷やしに、フランス語の授業を受けに行きたいと思います・・・