数学のたのしさ

僕、実は文系です。
けれど数学が好きです。
入試では数学のおかげで合格したといっても過言ではありません。


なぜ今数学の話をするか。
去年おすすめされていて、取り組むことができたかった問題集に
挑戦しているからです。
それは『入試数学 伝説の良問100』(安田 亭、ブルーバックス)ですが。
伝説の良問と聞いて、解かないわけにはいかなくなってしまいまして。
別にすばらしい問題集は数多くあるんですが、
たまたま今これに挑戦しているというだけですのであしからず。


面白そうな問題を選んで解いてみたのですが・・・・

・・・難しい。

良問かもしれませんが、解法を思いつかないものばかり。(><)
確かに落ち着いてじっくり味わいながら解く分には優れていると思いますが、
受験勉強の最中で、一問間違ったらシャーペンの芯を折るほどこぶしを握り締め
一問正解したら正解した問題を微笑みながら見つめるような生活をしているときに
(かなりオーバーですが・・・)
こんな頭を使う問題ばかり解いて、
解法が思いつかなかったら泣きそうになると思いますが。
頭を使うからこそ「良問」なんでしょうが。


しかし、問題を解き終えたら相当の自信になることは間違いないでしょう。
自信どころか「自分は数学のプロだ。」と言っても良いと思います。
数学の面白さはひらめきにあることを考えると、
そんなひらめきを求める問題というのはすばらしいと思います。

あくまで僕の主観なんで、簡単じゃんこれくらい~という方もおられるでしょう、きっと。
うらやましい限りですが。


別件ですが、『京大数学25ヵ年』という赤本がありますが、
表紙に『難問から良問まで網羅した・・・』と書いてあるんですよね。


いいようですが、難問と良問の間にはどんなタイプの問題があるんでしょうか?(^^;
「難問から易問まで」とか「愚問から良問まで」ならわかりますが。
どうせなら「難問も良問も・・・」とかいてほしいところですな。
どうでもいいですが(笑)


最後に根本の問題に。
なぜ今僕は入試問題に挑戦しているのか。
それは大学の授業でまったく数学らしいことをやっていないからです。
あんなに嫌だった問題を、今見るとすでに懐かしく感じてしまうなんて、
大学というところは急に年を取らせる場所であるようです。

・・・いや。急に若くなる人もいますね。
髪型や服装がまるっきり変わってしまった人など。
いわゆる「大学生デビュー」ですか。
僕はデビューの前に、埋没してしまいそうですが。